その8. テーマ バスや電車に乗る時 |
指導項目
|
1.バスや電車を利用する時の危険
2.バスや電車を待っている時
3.バスや電車に乗る時、降りる時
4.バスや電車に乗っている時
5.学習のまとめ |
指導のねらい |
バスや電車を待っている時、乗る時、降りる時、乗っている時の安全行動について理解し、 自分1人でも常に安全な行動をとれるようにさせる。 |
−進め方− |
|
1.バスや電車を利用する時の危険 |
|
◆学習内容
|
・バスや電車を利用していて危険を感じたことを話し合う。
→バスや電車を待っている時。
→バスや電車に乗る時、降りる時。
→バスや電車に乗っている時。
|
|
●指導上の留意点
|
・バスや電車を利用した時のことをもとに、待っている時、乗る時、降りる時、乗っている時に分けてまとめる。
・遠足などで「バスや電車を利用した時」の写真を見せながら考えさせる。
|
|
2.バスや電車を待っている時 |
|
◆学習内容
|
・バスや電車を待っている時に気をつけることを話し合う。
|
|
●指導上の留意点
|
・決められた場所を守り、騒いだりふざけたりしないで静かに待つことを理解させる。
|
|
3.バスや電車に乗る時、降りる時 |
|
◆学習内容
|
・バスや電車に乗る時、降りる時に気をつけることを話し合う。
|
|
●指導上の留意点
|
・乗車・降車は順序よく、安全に行うことを理解させる。
・駆け込み乗車の危険について考えさせる。
|
|
4.バスや電車に乗っている時 |
|
◆学習内容
|
・バスや電車に乗っている時に気をつけることを話し合う。
|
|
●指導上の留意点
|
・揺れや振動に合わせ支柱や座席などの安全施設の利用を考えさせるとともに、急ブレーキの場合も想定させる。
|
|
5.学習のまとめ |
|
◆学習内容
|
・学習したことをもとに、バスや電車を利用する時のために、安全行動を確認し合う。
|
|
●指導上の留意点
|
・遠足や生活科の学習場面などとの関連を通して具現化を図る。
|
|
|
|
この指導事例は月刊誌「交通安全教育」の中の“教育現場ですぐに役立つ展開例”をもとに当協会においてインターネット向けに再編集したものです。
詳しくは同誌1997年11月号をご覧下さい。
|
目次 |
|
|
その9. テーマ 安全施設の利用 |
指導項目
|
1.ガードレールの役割
2.安全施設の役割
3.安全施設の利用 |
指導のねらい |
安全施設とその正しい利用について理解させ、安全施設を利用する態度を身につけさせる。 |
−進め方− |
|
1.ガードレールの役割 |
|
◆学習内容
|
・ガードレールの役割について話し合う。
→ガードレールの中と外では、どんな違いがあるか考える。
|
|
●指導上の留意点
|
・絵「ガードレールの中を歩く子」と「ガードレールの外を歩く子」の2枚を見せ、その違いや安全について考えさせる。
・"ガードレール"をもとに、安全施設の意味について理解させる。
|
|
2.安全施設の役割 |
|
◆学習内容
|
・ガードレールの他にはどんな安全施設があるか話し合う。
→通学路での安全施設にはどんなものがあるか。また、その役割について話し合う。
→通学路の他には、どんな安全施設があるか。また、その役割について話し合う。
|
|
●指導上の留意点
|
・通学路の写真、またはビデオをもとに考えさせる。
・絵や写真をもとに考えさせる。(信号・横断歩道・歩道・歩道橋)
|
|
3.安全施設の利用 |
|
◆学習内容
|
・安全施設を正しく利用しているか反省し合い、今後の正しい利用を確認し合う。
|
|
●指導上の留意点
|
・定着を図るため、安全施設名とその役割・利用の仕方をまとめ、教室に掲示する。
|
|
|
|
この指導事例は月刊誌「交通安全教育」の中の“教育現場ですぐに役立つ展開例”をもとに当協会においてインターネット向けに再編集したものです。
詳しくは同誌1997年12月号をご覧下さい。
|
目次 |
|
|
その10. テーマ 自転車に乗る時 |
指導項目
|
1.体に合った自転車に乗る
2.ブレーキの効かない自転車の危険
3.ブレーキの点検の仕方
4.学習のまとめ て |
指導のねらい |
自転車に乗る時には、自分の体に合った自転車に乗ることと併せ、 常にブレーキの整備されている自転車に乗ることができるようにさせる。 |
−進め方− |
|
1.体に合った自転車に乗る |
|
◆学習内容
|
・体に合った自転車に乗っているか話し合う。
→体に合わない大人用などの自転車に乗ると、どんな危険があるか話し合う。
|
|
●指導上の留意点
|
・7月号に掲載の「自転車の安全」に関する事柄を想起させながら確認させる。
・大人用と子ども用の自転車を使い、具体的な危険について確かめさせる。
・体に合った自転車は、サドルにまたがった時、両足先が地面につくことを理解させる。
|
|
2.ブレーキの効かない自転車の危険 |
|
◆学習内容
|
・ブレーキの効かない自転車の危険について考える。
→ブレーキの効かない自転車に乗った時には、どんな危険があり、どんな事故になるか話し合う。
|
|
●指導上の留意点
|
・ブレーキが効かないと、いざという時に止まれないことを理解させ、そこに車や人がいる場合の危険も想定させる。
|
|
3.ブレーキの点検の仕方 |
|
◆学習内容
|
・ブレーキの点検の仕方について考える。
|
|
●指導上の留意点
|
・ブレーキが効くかどうかは、どのように調べたらよいか確認させる。
|
|
4.学習のまとめ |
|
◆学習内容
|
・体に合った自転車に乗ることと併せ、乗る前には点検することを確認する。
|
|
●指導上の留意点
|
・故障している時には、大人に見てもらうようにさせる。
|
|
|
|
この指導事例は月刊誌「交通安全教育」の中の“教育現場ですぐに役立つ展開例”をもとに当協会においてインターネット向けに再編集したものです。
詳しくは同誌1998年1月号をご覧下さい。
|
目次 |
|
|
その11. テーマ ふみきりでまつとき |
指導項目
|
1.踏切の種類
2.踏切の危険
3.踏切の安全な待ち方
4.学習のまとめ |
指導のねらい |
踏切での危険について理解し、 電車通過の間の安全な待ち方ができるようにさせる。
|
|
−進め方− |
|
1.踏切の種類 |
|
◆学習内容
|
・生活範囲の中での踏切の様子について話し合う。
→身近な踏切をとらえ、その様子などについて話し合う。
→その踏切では、列車や電車はどのくらい通過するか。
|
|
●指導上の留意点
|
・踏切の種類について押さえるのではなく、その様子をなるべく詳しくとらえるようにさせる。
|
|
2.踏切の危険 |
|
◆学習内容
|
・踏切にはどのような危険があるか話し合う。
→列車や電車が通過する時にはどんな危険があるだろう。
→もし、列車や電車に触れたらどうなるだろう。
|
|
●指導上の留意点
|
・踏切での事故は、死亡につながるなど大きな事故になることを教える。
|
|
3.踏切の安全な待ち方 |
|
◆学習内容
|
・踏切の安全な待ち方について、考える。
→警報機が鳴ったらどうしたらよいだろう。
→遮断機が降りたらどうしたらよいだろう。
→列車や電車が通過するまでどうしたらよいだろう。
→列車が通過し、遮断機が上がったらどうしたらよいだろう。
|
|
●指導上の留意点
|
・「踏切」の絵に警報機が鳴った時、遮断機が降りた時、列車や電車が通過する時の絵を重ねながら考えさせる。
|
|
4.学習のまとめ |
|
◆学習内容
|
・学習したことをもとに、踏切の待ち方の安全行動を確認する。
|
|
●指導上の留意点
|
・下校時や下校後の生活の中で確認させる。
|
|
|
|
この指導事例は月刊誌「交通安全教育」の中の“教育現場ですぐに役立つ展開例”をもとに当協会においてインターネット向けに再編集したものです。
詳しくは同誌1998年2月号をご覧下さい。
|
目次
|
|
その12. テーマ 寒い日の服装と歩き方 |
指導項目
|
1.寒い日の危険
2.寒い日の服装
3.服装や身支度による危険
4.学習のまとめ |
指導のねらい |
寒い日の服装や身支度による危険について理解させ、 常に安全な服装や身支度に心掛けて行動できるようにさせる。 |
−進め方− |
|
1.寒い日の危険 |
|
◆学習内容
|
・寒い日の天候による危険について考える。
→雪の日の危険について考える。
→風の日の危険について考える。
|
|
●指導上の留意点
|
・絵「雪の日」「風の日」を想起させ、冬の天候の特徴を理解させる。
|
|
2.寒い日の服装 |
|
◆学習内容
|
・寒い日の服装について話し合う。
→寒い日とそうでない日の服装の違いについて話し合う。
→服装の他、寒い日にはどんな姿勢になりやすいか話し合う。
|
|
●指導上の留意点
|
・お互いに今日着てきた服装を確認させ、もっと寒くなった時の服装を考えさせる。
・前方確認ができない場合があることを理解させる。
|
|
3.服装や身支度による危険 |
|
◆学習内容
|
・寒い日の服装や身支度による危険を考える。
→服装がかさばるとどんな危険があるか考える。
→ポケットに手を入れて歩く時の危険について考える。
|
|
●指導上の留意点
|
・自分だけでなく友達の行為も併せてとらえさせる。
|
|
4.学習のまとめ |
|
◆学習内容
|
・学習したことをもとに、寒い日の安全な歩行について確認し合う。
|
|
●指導上の留意点
|
・学習カードをもとに定期的に確認させる。
さむい日の歩き方 月 日( ) 反 省
体をおこし、前をむいて歩く。
ポケットに手をいれないで歩く。
なるべくあつぎをしない。
|
|
|
|
この指導事例は月刊誌「交通安全教育」の中の“教育現場ですぐに役立つ展開例”をもとに当協会においてインターネット向けに再編集したものです。
詳しくは同誌1998年3月号をご覧下さい。
|
目次 |
|
その13. テーマ
安全なくらし |
指導項目
|
1.1年間の事故やけが
2.1年間の反省
3.学習のまとめ |
指導のねらい |
この1年間の生活について、安全な行動の面から反省し、
次の安全に生かす意欲を育てる。 |
−進め方− |
|
1.1年間の事故やけが |
|
◆学習内容
|
・この1年間で交通事故や、日常の生活の中で、けがをしそうになったりしたことはないか話し合う。
→交通事故について話し合う。
→日常の生活について話し合う。
|
|
●指導上の留意点
|
・どんな時、どんな経験をしたか、その時の気持ちはどうだったかについて話し合わせる。
・自分の経験の他、周りで起こった事故についても発表させる。
|
|
2.1年間の反省 |
|
◆学習内容
|
・この1年間、安全な行動がとれたか反省し合う。
→一時停止は守れたか。
→横断歩道を渡っていたか。
→道路で遊んだことはなかったか。
|
|
●指導上の留意点
|
・「一時停止」「横断歩道」「道路遊び」の絵をもとに交通社会のきまりが守れたか、自分で評価させる。
・この他、地域の実情に合わせ反省項目を考える。
・どうして守ることができなかったかを考えさせる。
|
|
3.学習のまとめ |
|
◆学習内容
|
・今後、安全な生活をする上で守ることを考え、めあてを持つ。
→めあてをカードに書く。
|
|
●指導上の留意点
|
・行動の理解に終わることなく、具体的な行動のめあてを持たせる。
|
|
|
|
この指導事例は月刊誌「交通安全教育」の中の“教育現場ですぐに役立つ展開例”をもとに当協会においてインターネット向けに再編集したものです。
詳しくは同誌1997年4月号をご覧下さい。
|
目次 |
|
|
↑TOP
|
|