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   [地域で実践できる高齢ドライバー教育拡充事業]
   

1.事業の目的

近年、高齢運転者による事故のみが増加を続けており今後の増加が一層懸念される。国においても、シルバーリーダーを
  対象にした参加・体験・実践型高齢者安全運転指導者育成事
業が全国的に実施され、今後は各地域でのシルバーリーダー
  による安全運転教育の実践が強く望
まれている。

    このような現状に対応して、当協会では(社)日本損害保険協会の協力のもと、シルバーリーダーが地域で活用できる「高齢
   ドライバー教育プログラムやツール」を開発し、この成果の全国
的な普及を図り、高齢ドライバーによる事故の防止・減少に資す
  ることを目的とする。

2.事業の内容

【平成20年度】

◆「高齢ドライバー教育検討委員会」の設置・開催 

       学識経験者・関係機関・団体等から成る高齢ドライバー教育検討会を設置し、地域で実践できる効果的な教育プログラム
             やツールの検討、開発を行う。



     ◆「地域における高齢ドライバー教育モデル事業」の実施
      委員会で作成したプロトタイプ版「プログラム」を活用したモデル事業を関係機関・団体と連携を図り実施。指導者はシル
             バーリーダー。事務局である当協会は、主として企画段階での指導・助言・実施に際しての資料提供や運営協力を行う。

     
    ◆「ブロック別高齢者交通安全対策協議会」の実施
      関東甲信越地区各都県の高齢者交通安全対策担当者が出席する協議会を実施し、高齢者事故対策についての意見交
             換とモデル事業やプログラムについて紹介。

  【平成21年度】
     ◆「地域における高齢ドライバー教育モデル事業」の実施
      
モデル事業を2会場で実施し、関係者や参加者の意見をプログラムにさらに反映。

     
     ◆「ブロック別高齢者交通安全対策協議会」の実施
      関東地区・中部地区で協議会を実施し、高齢者事故対策についての意見交換とモデル事業やプログラムについて紹介。



     ◆「高齢ドライバー交通安全シンポジウム」の開催
      高齢者の交通事故減少をめざしてシンポジウムを開催。あわせてプログラムを紹介。



  【平成22年度】
     ◆「地域における高齢ドライバー教育モデル事業」の実施
      モデル事業を6会場で実施し、関係者や参加者の意見をプログラムにさらに反映。


     ◆「ブロック別高齢者交通安全対策協議会」の実施
      全国5地区で協議会を実施し、高齢者事故対策についての意見交換とモデル事業やプログラムについて紹介。